プリウスZVW-30　突然のハイブリッドシステムチェック点灯！走行できるのか。でバッテリー交換費用・安いのは中古のリビルト品

●新品・中古バッテリー交換調査。

早めに仕事が終わって帰路に就こうと、愛車のプリウスに乗り込んだのは16時少し過ぎたあたり。

家まで35ｋｍくらい、一時間ちょいくらいかかるかな。
そんなことを思いながらエンジンをかけた。
カーオーディオから選りすぐりの好きな音楽が流れ始めた。

走り始めて約10分ほど経ったころだろうか。

信号のない田舎道を走りながら
あっそうだ、今朝豆乳なくなったっけ。
帰りにスーパー寄って豆乳を買って帰らなくちゃ

とか

セロテープが切れたし、あれもコレも無かったな、100均にも寄るか

など、ジャニス・ジョプリンのボール＆チェーンを聴きながら頭の中でブツブツ言っていた、

その時！

ピーーーーーッ！！

えっ！何？なに？ナニ？

けたたましい警告音がジャニスの歌声を引き裂いた。

とそしたら、急にスピードが落ち（一瞬重くなったような感覚）

フロントのパネルに様々な警告表示が灯った。

え～っ！何？なに？なに？何？

そんで「ンモ～～～ッ」とエンジン音が変わった。

そして真正面のパネルに映し出されたのは

「ハイブリッドシステムチェック」

なんだそれ？

いろんなことが一度に起きて、コレにはちょっとパニクってしまいました。

すぐにプリウスを止めようとしたが、すぐ後ろには大きなハコ車（トラック）が来ている。

少しづつスピードを落としながら、脇道があったのでウインカーを出して左折し車を止めた。

エンジンを止めていいものか、一瞬迷ったが、この警告灯のオンパレード

ただごとじゃないな、と察知しエンジンを止めた。

どうすっかな。。。

こんなことは初めて、、少しボーっとして、少し考えた。

まずこの車を買った車屋さんに電話しよう。

そのあとでディーラーに電話して、、、

エンジンがかからなかったらJAFを呼ぼうか、、いや、そういえばプリウスを乗ってる知人がバッテリーが上がったときに、バッテリー110番とかいうものを利用したことがあると言ってたな、、、。

暑っ！

暦は９月と言えど、今日は日中35℃近くあった日、16時を過ぎても外はまだ30℃以上あった。
すぐ車内はすんごい熱がこもってくる。

ダメだ、窓をあけるためにエンジンをかけてみる。

エンジンは掛かった。よかった！ひと安心。

窓を開けてもダメだ、これでは熱中症になってしまう。
すぐさまエアコンをかける。
エンジンをかけ直しても警告灯とハイブリッドシステムチェックは表示されている。

また少しぼーっとした後、ダッシュボートのプリウスの取説「警告メッセージが表示されたときは」のページを開く。

そこには
警告メッセージ：ハイブリッドシステムチェックの警告内容は

●ハイブリッドシステムの異常

、とある。

、、、、。

またこの警告は「お車への損傷や思わぬ危険を招く恐れがあることを意味します。ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。」とある。

また表示された警告灯は
●エンジン警告灯
●電子制御ブレーキ警告灯
●スリップ表示灯
●マスターウォーニング

マジか、、、。
しょうがねぇなぁ、と思いながら、とりあえず車屋さんに電話する。

「もしもし、マーちゃん？元気～？
あのさぁ、おれのプリウス、かくかくしかじか～で、こんな警告メッセージが出ちゃったんだけどさ
これマーちゃんとこ持っていけばいいかな？」

すると車屋のマーちゃん

「あ～まじかぁ　走行距離どんぐらいになってる？
そうかぁんじゃそろそろかもね。
それね、ディーラー持っていった方がいいね。で調べてもらって、もしかしたら交換になるかもよ～」

ありがとうマーちゃん。電話を切って、ネットで検索してみる。

プリウスのハイブリッドバッテリーとはこんなもの
リヤシートの後ろにある。

【原因】
ハイブリッドバッテリーの寿命

中には３万キロ程で表示した人もいれるが、だいたい15万～20万キロ以上の人が多いようである。

私のプリウスの走行距離はは16万キロ以上
まぁ寿命っちゃ寿命かも。

重要なのは「走行して大丈夫なのか？」

検索すると動画とかでハイブリッドシステムチェックの消し方とかもある。
まぁ消したところで問題解決にはならないようだし。

いろいろ見てみると

●ハイブリッドシステムが作動しないので燃費は悪くなるが走行不能で無いようなら「ただの1800ｃｃのガソリン車」ということらしい。

幸運にもエンジンは掛かったし、アクセルを踏めば走行できることは確認できた。

よし。んじゃ帰ろう。

家までここからだと、まだ30km近くあるけどね。
その途中で止まったら止まったで仕方ない。

カーオーディオからローリングストーンズの「スタートミーアップ」が流れた。

歌詞はこんな感じ。

♪If you start me up！
If you start me up
I'll never stop！
I never never never stop!

おれを始めさせたら
おれに始めさせたら、そりゃあもう止まらない！
絶対に！チョーマジでぜってー止まらないぜ！
※管理人訳）です。

なんか止まる気がしない(笑)

家の手前5ｋｍくらいにディーラーがあるから寄ろう。

走り出したらすぐ「おっ」と久々の感覚。
ガソリン車の出だし(笑)

ディスプレーのボタンを押すと画面は変わる。
すぐまた「ハイブリッドシステムチェック」という画面に戻ってしまうが、エネルギーモニターをみると、エネルギーの流れが表示されない。

電気エネルギーで走行していないし、モーターから駆動用バッテリーに充電もされてないようだ。プリウスがただのガソリン車になった。

【ネッツトヨタ・火曜日はお休み】
マジかー！今日は火曜日だった、、、。しゃーない、明日持ってこう。

ここで気になったことがひとつあった。そういえばしばらく前にトヨタから重要なお知らせ手紙が来てたよなぁ

それがこれ。
電動式ブレーキアクチュエータのなんたら

ここには「ブレーキ操作を頻繁に行うと想定より早く電動式ブレーキアクチュエータの制御電磁弁シール部が摩耗することがわかりました。右記のブレーキ警告灯を含む5つの警告灯が同時に、※5つの警告灯が同時に点灯します。点灯した場合は、最寄りの取扱い販売店にご連絡を賜り、(各警告灯の詳細は、取扱書を参照願います。) 点検をお受けいただきますようお願い申しあげます。」とある。
なんか警告灯いっぱい点いたし、ブレーキの具合も変わった感覚があるので、同時にこれも点検・調べてもらおう。

「(①) ブレーキ警告灯点灯したまま使用を続けますと、警告音が吹鳴するとの電子制御ブレーキ警告灯、ABS＆ブレーキアシスト警告灯のともにブレーキの効きが低下するおそれがあります。スリップ表示灯なお、点検により、下記【内容】に該当する場合は、マスターウォーニング保証の規準に則って無料で修理させていただきます。」ともある。もしこれなら【無料】で修理してもらえるしね。

ディーラーで確認してもらったら　手紙できてた電動式ブレーキアクチュエータは問題なし、やはりHVバッテリーが原因、交換が必要とのこと。

●お見積り
ネットでいろいろ調べたら新品だと工賃込みで17万くらい、というのが多かった。【ホントだった】

HV サプライバッテリ ASSY 取替
155,100円

技術工賃
17,534円

計
172,634円

そんなに高いのは嫌だ、もっと安くおさえたい、という方には中古品、また再生・再構築のリビルト品だと約半額くらいでできるところもあります。

ちなみにリビルト品とは、使用ずみパーツを分解、洗浄など調整を行い、消耗品や不良箇所を交換して、修理して使用できる状態にしたオーバーホールしたものです。

ご自分で交換できる！という強者の方には、これ。
amazonで中古品を。44,500円からありました。

トヨタ純正プリウス W30系《 ZVW30 》ハイブリッドバッテリー

【車検のたびに使える】車検整備費用を１／３～１／２以下にした今どきのノウハウ

驚いたのはヤフオクでも出品されてるものもあれば、メルカリでも出品されてる。すごいですわ。

まぁ素人には交換は無理みたいだし、なので、ちゃんとお店でやってもらうのが良いでしょう。

交換をしてくれるところは例えばここ
リビルトハイブリッドバッテリー取扱店【宇都宮HVBS】

ここは完全予約制で、東北(青森/秋田/岩手/山形/宮城/福島)
関東(栃木/茨城/群馬/埼玉/東京/神奈川/千葉)
甲信越(山梨/長野/新潟)地方の出張修理(車種限定)も行ってます。

２０プリウス・３０プリウス
バッテリーユニット交換￥106,800～

クーポンあり【プリウス30系専用パーツ】

私も安いリビルト品も検討したのですが、修理受付も混んでいて、修理できるまで数週間後になる、とのこともあり、友人の車屋さんも「新品の方が後々良いと思うよ～」とのことなので、

ディーラーさんで決めました。

ただコロナの影響で修理が混んでいて、プリウス入院して退院まで6日くらいかかるともこと。代車が1か月先までないなんて、、。

これはキツイ、1か月も待つのは嫌だ。
しゃーないので実家のおふくろちゃんの車SUZUKI MRワゴンを借りて、セブンの1DAY保険に7日間入る（スタンダードコースで6,740円）

【交換費用まとめ】
ハイドブリッドシステムチェックが点灯してもエンジンがかかれば走れる

（ただのガソリン車になる）

ハイブリッドバッテリー交換費用は、
ディーラーさんで新品に交換だと約17万円

リビルド品だと
２０プリウス・３０プリウスバッテリーユニット交換￥106,800から

【結果】
ディーラーさんに水曜日預けて、1週間くらいかかります、と言われたのですが、結局二日後の金曜日午後に「修理完了しました」と電話がありました。
店の方も担当してくれたエンジニア係長さんもとっても良い対応してくださりました。感謝です。

私の場合ラッキーだったのは、
●ハイブリッドシステムチェックが「表示されてから200ｋｍ近く走ったが特に問題（エンジンが停止するなど）は起こらなかった。」
●ハイブリッドが停止、それでも「燃費はリッター約18km」もあっただった。

これに関してはもう少し燃費悪くなる（12～3ｋｍ）くらいになるかなぁ～くらい思っていた。
ディーラーのエンジニアさんにも確認したが、やはり「ただのガソリン車状態」だったそうだ。

まだまだプリウスちゃんにも走ってもらって、色んなところに遊びに行こうと思ってます。でもこの出費は痛かったなー

っつーかアマゾン、こんなものまで売ってる(笑)
さて、これ↓は何でしょう？

●クルマ代、税金、車検代、メンテナンス代、保険料などすべてコミコミ！

●バッテリー上がり、【入会してない場合13,130円から～ JAF会員なら無料】その他キーの閉じこみ、タイヤのパンクなども。

もしプリウスのエンジンがかからない場合は「補機バッテリー」の充電不足、またはバッテリー上がりかもしれません。その場合はブースターケーブルで繋げて充電させましょ。

【車検のたびに使える】車検整備費用を１／３～１／２以下にした今どきのノウハウ

●２４時間３６５日対応。全国各地で待機中！