ジョンフルシアンテの機材 ギターアンプ・エフェクター

●ジョン・フルシアンテが使用した機材 ギターアンプ・ボスエフェクターなどを徹底分析。

●音響的にも拘り抜いて制作したと思われるレッド・ホッド・チリペパーズの2枚組アルバム「Stadium Arcadium/ステイディアム・アーケイディアム」、ライブで再現するためジョンが使用した機材、特にエフェクターは多数使用。それらをご紹介します。

やっぱり生産終了の希少エフェクターや、ビンテージなどが多いですね~



それでは行きます。

●画像右上から、モーガーフォーガーMF-102 リング・モジュレーター

同MF-101ローパス・フィルター
同MF-105MuRF、
同MF-105BベースMuRF、が並んで

こいつらです。

そして同MF-101ローパス・フィルターが2台続いて、


これも今や生産完了品、紫色のエフェクター、LINE6のフィルター・モデラーFM4。
フランク・ザッパも使ってるみたいですね。
昔楽器屋で試して、変態系(笑)ともフィルター系とも云われる16種類の音は、どれも面白いです。
あの時買っておけばよかzったな~と思ってるひとつ。

amazonでもこんな感じ
Line6 FM4


そして黄色く見えるオレンジ色のが、グヤトーンのヴィンテージトレモノ VT-X、
これも名器として有名ですね。あまり市場で見かけないです。
メルカリでもこんな感じです。

運が良ければ売りに出されてます。
Guyatone VT-X vintage tremolo

そしてデジテックのデジタルディレイPDS1002が2台

Digitech PDS 1002 Digital Delayもビンテージエフェクター
デジタルですが柔らかな音で良いみたいです。
今はヤフオクでもなかなか無いですね。やはりこことかで手に入れるか、です。


次がフランジャーとコーラスが複合したリッチで摩訶不思議なステレオ・モジュレーションを生み出す「エレハモのエレクトリック・ミストレス(フランジャー)」

これは1970年台に制作されたDeluxe Electric Misttressを、コンパクトなボディでリイシューしたモデルですが、ちょっと調べてもこれはやっぱりこちらで購入するのが一番安いですね~

そして2000年にリリースされた伝説のモデラー「グリーン・ボックス」
15種の伝説的なエコーやディレイを搭載しています。

LINE6(ライン6) エフェクター DL4 ディレイとなっています。中古のDL4



◎下段の右から、
ムーグのエクスプレッション・ペダル。右上のモーガーフォーガー用。
これはもうあまり市場で出回らなくなってますね。見つけたときはめっけもんだと思います。※たまにアマゾンである場合がありました。
↓↓

moog moogerfooger EP-3 Expression Pedalが2台並び、

ジョン フルシアンテといえばの

音を歪ませることなく、ブーストさせることが可能な、クリーン・ブースターの定番モデル。MXRのマイクロアンプ。
ジョン・フルシアンテは常に踏みっぱなし、という説が多いのようですが、ね。
クリーンブースターのMXR micro amp、日本一安い楽器店 サウンドハウスで探す。


そしてその隣は

エレハモのBig Muff。ディストーションでではなくファズだ、という方もいるし、ファズではなくディストーションという方もいますが、私はどっちでも良いと思いますが(笑)

余談ですが私はこの現行版USAものとロシアBig Muff、それとリトルBig Muffを試して、一番古臭い感じがした「リトルBig Muff」を使用してます。

その力強く、ビッグなサウンドを再現するチューブディストーション。
最近では、今まで多くのギターソロで使用してきた BIGMUFF から

こっちのエフェクター

にチェンジしたようです。他のエフェクターボードの写真にも写ってました。

圧倒的な音圧、マーシャルのようなチューブドライブサウンドです。


そしてマフの隣は、これもジョンの定番。BOSS TURBO Distortion DS-2
歪みエフェクターではボスのDS-2(ディストーション)を使用してるのは有名。
これは2種類のターボ・モードを持つ強力ディストーションで、私個人も好きな音。元レッドウォリアーズの木暮"シャケ"武彦さんも使用していたのがきっかけでした。

でもBossのターボ・ディストーションDS-2
これは普通のやつだと音量が下がっちゃうんですよね。なので私はモディファイもの使ってます。
ジョンのは改造してあるかは不明。

これには載っていませんが、歪みのエフェクターでこれ(ペイントしてあるビンテージ)を使っていた記事を見たことがあります。

続いて
Mosrite《モズライト》のFUZZ rite '68 Silicon Transistor


ベンチャーズの"2,000 Pound Bee"やIron Butterflyの“In-A-Gada-Da-Vida”、 さらに日本ではハクション大魔王などの、往年の名ファズトーンを作り上げたモズライト社のFuzzrite。
長年ファズフリークに愛された歴史を持ちます。

1960年代半ばから後半にかけて、当時モズライトに在籍していたEd Sannerにより開発されたFUZZ riteは最初の250台ほどのロットはゲルマニウムトランジスタが搭載されていましたが、温度変化による不安定の解消、という他のペダルメーカーとほぼ同様の理由で、1968年以降(それも少数ですが)はゲルマニウムトランジスタからシリコントランジスタ搭載に切り替えていったようです。

1968年製には、シリコントランジスタ「TZ-82」を2基搭載し、基板にスイッチが付いている。

このファズライトはもう中々オークションでも見かけませんね。完全希少ヴィンテージペダルです。現行版のファズライト系ペダル

こちらのCatalinbread FuzzriteはモズライトのFuzzriteを再現したモデルです。
60年代のシリコントランジスタ期の回路を元に設計され、当時の回路が再現され、アダプタ駆動やトゥルーバイパス、さらにはコンパクト化されてます。
ただほとんどの楽器屋さんでも納期未定。
やっと見つけた「残り1個」ここもいつ売り切れるかです。


そんでアイバニーズのワウペダル、と来て


その隣
これは エレハモのホーリー・グレイル・リバーブ。
写真をよく見ると現行版のものとは違うのがわかります。
彼が使っているのは

生産終了の旧型モデル。その上に人気のある機種なので、今後は入手が更に困難になると思われてます。
ちなみに現行版はこちら


そしてまたムーグのエクスペンション・ペダル
上段の紫色の変態エフェクター モデラーFM4用。ちなみにLine6 FM4をどんな感じでライブでやってるかっていうとこんなYoutube動画がありました。「John Frusciante using the Obi Wah del FM4 Filter Modeler Line 6」
ペダルを踏んでのプレイではありませんが、飛び道具感バり張り全開です。

moog moogerfooger EP-3 Expression Pedal
様々なメーカーからエクスプレッションペダルは出ていますが、あえてモーグのペダルを使う理由には「Moogerfoogerアナログエフェクトと組み合わせた場合、相性が良い。またこれでしか出せないサウンド作りができる。」からのようです。


次にモーガーフォーガーのMF-103/12ステージ・フェイザー

MF-103はギター、ベース、キーボード、サンプリング、録音トラックと一緒に使うと、繊細な音の色づけや、自然とスピーカーや耳を震わせる非常に深いフェイザー効果を作り出すエフェクター。
Moog Moogerfooger MF-103 12-Stage Phaser


そして次に繋がれているのは日本が世界に誇れる【BOSS/ボス】のエフェクターの初号機モデル
「コーラス/アンサンブル CE-1」


ジョンのサウンドの要であるあの独特のクランチトーンはBOSS CE-1によるもので、CE-1には入力ゲインをコントロールするツマミが存在しています。
これらが過大入力になることで絶妙なクリッピングとなり、あのトーンを生み出しているとのこと。

CE-1 Chorus Ensembleは、1976年~1984年まで製造されてました。今ではもはやヴィンテージエフェクター。

アナログならではの重厚なコーラス&ヴィブラート・サウンドは、現在でも高く評価されています。
時々アマゾンでも売ってる場合もあります。要チェックです!

BOSS CE-1 コーラス Ensembleb、今じゃメルカリでもこんな感じでたま~に出品されてます。そりゃあ高価ですわね。現在は5万~6万くらいが相場のようです。


しか~しコレは朗報です!
そんなビンテージサウンドを現在に甦らせるべく嬉しいニュースが入ってきました。
イタリアで作られるエフェクターメーカー【Triungulo Lab】が、手ごろな価格、手頃な大きさで、使い易そうなのを作ってくれましたYO!

CE-1 Ensemble Crunch


コントロールはLevelノブとHigh・Lowの切り替えスイッチのみ。元祖CE-1の左側部分を切り取ってコンパクトにした感じです。

Youtubeでサウンドを聴いてみると、まさにフルシアンテサウンド!!>>>YouTubeで試聴
この大きさならペダルボードに入れても邪魔にならないし良い!欲しい!

初入荷・店頭在庫品残り僅か

CE-1 Ensemble Crunch


そして画像ではカラフルに見えるのが、Moogerfooger CP-251 Control Processor
カラフル(赤っぽく)見えてるのはバミリテープ。
シールドが抜けないように固定してあるそうです。


モーガーフォーガーを多用していますが、本人いわく2~3台のCP-251コントロール・プロセッサーで制御したモーガーフォーガーを使うことで、オリジナルに近い音作りができることを発見したらしいです。

それとレコードに近い音だけでなく、聴いたことのない偶然の産物サウンドが面白い、みたいなこともインタビューで語っていましたです。


そしてボスのボリュームペダルFV-50を挟んで、また
モーガーフォーガー(「シンセサイザーの父」と呼ばれているロバートモーグ博士の名前を冠したメーカーだそうです)数々の受賞歴を誇るのが、CP-251コントロール・プロセッサー

となっています。

いやぁ~たくさん使いますね。さすがジョンです。

ヒレル・スロヴァクのギターサウンドも良いですが、これだけ拘るジョンもまた素敵です~

ジョン・フルシアンテ・スタイル (シンコー・ミュージックMOOK STYLE Series # 1)



大きな楽器屋さんでしか、なかなか見られないものが多々ありますので、下にリンクを貼っておきます。
デモサウンドが聴けるところもあります。

もうなかなか手に入らないかなぁ。グヤトーン VT-X

最近ここで高値であったみたいですけど、今はどうですかね。

ヴィンテージや日本未発売のレアアイテムも満載のここセカイモン

●秘伝のエレキギター良い音太い音の作り方





●非常に温かみのあるトレモロサウンドから、怪しい金属音のようなサウンドが作り出せる
モーガーフォーガーMF-102 リング・モジュレーター

JOHN FRUSCIANTEも使用していますが、その他多くのミュージシャンが認める音作りができる機材です。

●エンヴェロープの追従も素早く、ファンキーなオート・ワウ効果も気持ちが良いMF-101ローパス・フィルター
太く、暖かいサウンドで、自己発信も非常に強力、そのトーンはまるでテルミンの様なサウンド。
またカットオフのコントロールで操作できます。


●なかなか日本では売ってないのかも。Mooger Fooger MF-105 MuRF
「MuRF」は「マーフ」とか「マーヴ」とか。マルチ・レゾナントフィルターの頭文字。
で、どんなエフェクターなの?
アナログフィルターバンク。
何それ?
8つに周波数が固定されたアナログフィルターと シーケンサーを搭載したペダルエフェクト。、、、ん~わかりません。

使用してる方のレビュー
↓↓↓
設定によってはトレモロやフェイザーの様な音も出せて、歪みやディレイとの相性も抜群で、本当に良くできているエフェクター、とのことです。

さすがエフェクター機材ヲタクのジョンフルシアンテ!

Guitar magazine (ギター・マガジン) 2014年 05月号 [雑誌]



レッチリのアルバムの中で、一番好きなアルバムは?と訊かれたら

私はカルフォルニケーション。いや、ブラッド・シュガー・セックス・マジック、やっぱSTADIUM ARCADIUM、、。

ん~どれも同じくらい好きなので、すごく迷います。

幕張メッセに観に行ったのはBY THE WAYのツアーだったかなー
すごかったなー

しかし

まさか自分がこうなるかと、、、
少々自分でもショックなのですが、、

40を過ぎると、なかなかハードな音楽がキツくなる時がありまして、、。
レッチリも例外じゃなく、、、。

しかし、良いものを見つけました!

「ボサノバカバーのレッチリ」


Spotifyで偶然聴いて、ハマりました。



こんなのあったんですね。知らなかったです。

お洒落~
そして
やっぱり原曲が良いんですね。
ボサノバVer.のレッチリの曲、心地よいいいんです。

女性が歌っても、かっこいい~
まったりゆるゆるでも、すごくかっこいい!です。

さっそくCDを手に入れ楽しんでおります。

収録曲は
Under The Bridge
Californication
Soul To Squeeze
Otherside
By The Way
My Friends
Dani California
Snow (Hey Oh)
Stadiym Arcadium
Can't Stop

私は大好きなお風呂でのんびり聴いて楽しんでます。

ここで1曲数秒くらいづつですが、何曲か試聴できます。








●自分のギター、アンプで実際に試すのが一番だけど、参考になる程度の試聴ができればと思ってたので、とても重宝してます。エフェクターを試聴しよう。


●エリック・ジョンソン、レニー・クラビッツなどの使用により、一気にスタンダードとなった、ローノイズで力強い注目のワウ。レビューを見る

あのミュージシャンも使用してる憧れのビンテージギター

管理人の機材(2007)

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年代 スタジオ ライブやレコーディングにより、現在の使用機材は異なっている場合もありますのでヨロシクです。

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ヴィンテージや日本未発売の日本では手に入らないようなレアなギター・エフェクター・機材などがたくさんあります。



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